往診について
はじめに

当院の診療体制変更により、現在往診を休止しております。何卒ご了承ください。
(令和3年4月13日)
新型コロナウィルス感染症が中国の武漢で発症してから早1年が経ちます。このウィルスは憎たらしいほど悪賢い奴で、現代の最新医学をもってしても、未だにその感染を収束できておりません。唯一、子ども(16歳未満)の重症化率が少ないことが不幸中の幸いです。
二度目の緊急事態宣言の最中、皆さんもさぞかしご不安な日々をお過ごしの事と思います。政府から自粛要請が出されている中で外出しての受診、院内感染のリスクをご心配された上での予防接種の為の受診等を考えますと、皆さんの医療機関への受診控えも当然のことだと思います。事実、お子さま達への大事な法定予防接種の接種率が例年より20%前後も低下しているとのデータも出ております。これは重大な病気から我が子を守るチャンスをみすみす失っており、日本の将来にとって非常に残念かつ危険なことです。
このような状況下で、お子さまが急性の体調不良をきたした時や予防接種の時期なのに来院が困難な場合など、皆さんに不安を与えずに何かお役に立てることがないものか、模索しておりました。
ここ地元出身で、当地初の小児科専門医院としての『鶴ヶ島医院』は30年以上(初代/内科からは70年以上になります)、長らく皆さまに大変お世話になっております。そんな皆さまへのご恩返しの意も含めまして、ご希望があればお子さまのご自宅への往診を開始することにいたしました。
『必要な人に適切な医療を』の想いで、これからも少しでも地域小児医療の一助になれば幸いです。どうぞお気軽に往診をご活用下さい。
※この度の往診業務は新型コロナウィルス対策の一つです。新型コロナウィルス感染状況や当院の医療提供体制などを総合的に考案し、状況次第では予告なく中止・変更する場合がございます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
往診とは
- 様々な理由により通院できない患者さんの要請を受けて、その都度医師がご自宅まで伺い医療を提供することです。
※在宅医療における訪問診療とは異なります。
- 対象となる医療は主に急性疾患の診断/治療、予防接種となります。
往診でできること
- 診察及びその病気の説明
- 16才未満児までの予防接種
- 処方せんの発行
往診ではできないこと
- 外傷、点滴などの複雑な処置
- 重度な疾患をお持ちのお子さまへの治療
往診対象のお子さま
- 原則として中学校3年生までのお子さま
※当院にカルテがあるお子さまを優先とさせていただきます。
対象エリア
- 鶴ヶ島市、坂戸市、日高市及びその周辺(原則として当院から約10km圏内の範囲となります。)
※お電話にて当院からご自宅までの距離を確認させて頂き、往診可能か判断させて頂きます。その上で、当院の判断にてお断りする場合がございます。何卒ご了承くださいませ。
往診/診察日・診察時間
月曜日 | 電話受付 午前8時30分~11時 |
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火曜日・金曜日 | 電話受付 午前8時30分~11時 / 午後15時30分~18時 |
木曜日 | 電話受付 午後15時30分~18時 |
土曜日・日曜日 | 電話受付 午前8時30分~11時 |
※受付時間内であってもその時点での受付数、症状(基礎疾患等)などによりお断りする場合がございます。
往診の予約手順
- 当日電話予約制になります。(電話番号:049-285-0179)
- 予防接種の場合は母子手帳を用意してお電話ください。
- 電話を頂いてから、往診時間を調整・ご案内致します。
- ご兄弟も一緒に診察可能です。
往診費用
- 診察は保険診療であるため、保険証・医療証で対応可能です。
(鶴ヶ島市、坂戸市、鳩山町、川島町のお子さまはその場での診察料等の支払いが不要です)
診察料:こども医療費助成対象です。
往診料:こども医療費助成対象です。
処方料:こども医療費助成対象です。 - 交通費として別途500円(税込)頂戴致します。
- 自己負担がかかるお子さまへの対応はお電話にてご説明・ご案内致します。
処方せんについて
- 診察後、必要があれば処方せん(お薬)を発行することがございます。
- 処方せんはその場でお渡し致します。処方せんの取り扱いについては受付時にてお電話にてお伺い致します。